基本的に手術は1回だけ

真性包茎の治療を行うためには、メスやハサミを使用する手術が必要となります。
その手術自体はそこまで複雑ではなく、1時間以内に終わるものがほとんどです。
手術が終わればそのまま帰宅して問題ないため、入院しなければならないこともまずありません。

そして真性包茎の手術には保険が適用でき、3割負担で費用が1万円から2万円程度に抑えられます。
そんな真性包茎の費用は手術料の他に血液検査や初診料などがかかりますが、クリニックに足を運ぶ度に支払うことが多いです。
クリニックによっては、後からの請求でまとめた支払いに対応しているところもあります。

真性包茎は自費診療での治療もありますが、その場合も基本的には変わりません。
しかし保険が効かない自費診療の場合は、費用が数万円から数十万円という高額になりがちです。
なので患者側が分割支払いを希望するなどで、もしかすると複数回の支払いになることがあるかもしれません。

1回は通院しなければならないかも

真性包茎の手術は初めて通ったその日の内にできることもありますが、事前にカウンセリングや検査などが必要となる場合が多いです。
あくまでも手術なので、あらかじめ費用や注意点の説明を受けたり、身体との相性を確かめなければならないからです。
したがって1日だけで手術が終わることは少ないと考えていた方が良いでしょう。

また真性包茎だと皮膚を切開したり切除したりした後に、糸による縫合が必要となります。
組織がしっかりと癒着した後に、その糸を抜かなければなりません。
手術が終わってから1週間から2週間後には、改めて通院する必要があります。
しかし縫合をする糸に、身体に吸収するタイプを選択すれば、抜糸のための通院はしなくて済むかもしれません。
組織の癒着に合わせて糸が勝手になくなってくれて、それ以降特別な異常が発生しないと通院する必要がありません。
ただ吸収する糸は扱いがデリケートなので、注意する必要がある点は覚えておきましょう。

まとめ

真性包茎治療で手術を受ける場合、支払いは一般的な医療機関とあまり変わりありません。
通院の度に支払いを行う形です。
真性包茎治療での通院はなるべく少なく済ませたいと考える人がいるかもしれませんが、必要最低限の通院はしておいた方が良いでしょう。

真性包茎治療はあくまでも手術で、1度受けたら元の状態に戻ることはできません。
したがって慎重であるに越したことがありません。
ただ費用の支払いに関しては、クリニックによってある程度形を変えられる可能性はあります。